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夢 2016.12.26

その前にもストーリーは存在したが、あまり印象が強くなく、雰囲気は覚えているが言葉に表せない。ただ、思い出せば夢の余韻に酔った感覚を味わえるので本当に夢を見たと信じられる。

 

さて、あるゲームの夢だ。

名前は無い。

ただ灰色の空、寒くも暑くもない。ただ、影がない、少し暗いという印象だ。

プレイヤーはなんで居るのか分からないが、8人ほど集まっている。マップのランダムに配置されているようだ。

さて、ここで何をやるかと言うと、傘、もしくは傘代わりのものを集める。灰色の空から定期的に雨が降ってくる。といっても4分ほどごとに降り始め、10秒で止む。それは毎回毎回だんだんと強くなる。

 

傘は捨ててあったり、意外に多いがかなり高い頻度で雨が降るので必死で集めよう。

 

雨に当たったら溶けて死にます。

1回の雨降りで傘は溶けます。

雨宿りしたら死にます。

 

さて、ゲーム開始だ。

俺は捨てられていた新品っぽい黒の傘を見つけた。近くの人も見つけている。そしてまた黒の傘を、見つけた。これで2ターンは余裕だ。

 

あっ。雨が降ってきた。1回目だ。

中くらいの雨だが急いで傘をさした。

ふう。

7秒ほどあとに傘は溶け、俺は近くの人に近づく。

彼女は置いてあったバッグのチャックを開け、中を漁っていった。

中から服が出てくるが、これを傘がわりにしたら良いのではないかと考えたが濡れるので得策ではないと思った。

やがて彼女はバッグの中から布のようなものを見つける。

 

雨だ。2回目だ。

弱い。小雨という感じだ。

 

俺は急いで傘をさした。

彼女は布を上に掲げ、頭を守る。

そして布は溶けた。

 

2人とも生存、か。

俺はここだともう使えそうな物はないなと思い、ここを離れることにした。

前方には洋風の赤い建物があるが、ドアがあり開かない。夢のさっきまではそこの中に居たのに。

 

俺は右に進んだ。そこには雨宿りできるベンチがある。もちろん雨宿りなどすると死んでしまう。

早く傘を探さねばと探すが見つからず、何の理由でここに来ているのかと悩むが焦る。

そして、ついに布を見つけた。

安心してしばらく道にいた。

 

雨だ。3回目だ。

今度は大雨だ。素晴らしいほどの。

自分は布を頭の上に掲げた。

雨は当たるが俺は溶けてない。

布が傘がわりになってくれた。

 

自分の目線の先にある見知らぬ彼は、傘がなく、青くなって溶けてしまった。

ああ、なんとも無情な。こんな、人生をこんなもので。

そして布は溶けた

 

自分はそこから前に進んだ。

傘は落ちてないと思ったが、藍色の傘を発見した。自分は安心し、生きていられると思って満足した。

 

「かさがないよー!」

俺は彼女を可哀想だと思い、その藍色の傘を渡した。

 

次の瞬間、雨が降ってきた。4回目だ。

実に普通の雨だ。俺が死ぬことを除くと。

 

自分は冷たい雨に打たれて、何かを考えたがやめた。それも悔しくて言葉も出ない。言葉に出したくても3を数えるころには。ただ。俺は1人の女性を死ぬ前に助けた。

もし助けなかったら、俺は彼女が死ぬ所を見なくてはならなかった。今ここで死ぬことは、

あくまで最善の選択だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女 won the game!!

 

二回戦が始まる…

 

(追記)その前の記憶

まりおっぽい